地震や台風などの大きな自然災害が発生した際は、屋根修理が殺到して応急処置ですら対応してもらえないのが現状です。
応急処置に応じることができるのが数ヶ月先と言われ、「自分でブルーシートを設置しよう」と考える方も少なくありません。
しかし、屋根のブルーシートの設置は高所作業になり転落の危険があるために、絶対に自分では行わないようにしましょう。
実際に屋根から転落し死亡事故になってしまった事例もあるので、屋根のブルーシートの設置は業者に依頼し、最低でも1階の下屋根までにとどめておき、2階部分の大屋根には絶対に上らないようにしましょう。
そこで、この記事では屋根のブルーシートの設置を修理業者に依頼する方法について解説します。
目次
1.屋根の雨漏りのブルーシートの設置業者の選び方
冒頭でもお伝えしましたが、屋根の雨漏りのブルーシートの設置は業者に依頼するようにしましょう。屋根にブルーシートを設置する作業は高所作業になり、転落の危険があるからです。
また、地震や台風などの被災状況によっては業者もすぐに修理に取りかかることができないために、ブルーシートの応急処置の状態で数週間放置されることになります。
自分でブルーシートを設置をしてしまうとブルーシートが飛散したり、重石が屋根から落下してきたりなど事故やトラブルの原因になります。
そのため、屋根の雨漏りのブルーシートの設置は自分で行わずに必ず屋根業者に依頼することが重要です。
ブルーシートの設置を依頼する業者はどのように選べば良いのでしょうか。具体的な屋根の雨漏りのブルーシートの設置業者の選び方について見て行きましょう。
1-1.瓦屋根の場合は瓦業者
瓦屋根のブルーシートに設置は瓦業者が最適です。
瓦業者が屋根の雨漏り修理の専門業者になるためブルーシートの設置を依頼することで応急処置から雨漏り修理まで一貫して行うことが可能です。
そのため、瓦屋根のブルーシートの設置は瓦業者に依頼するようにしましょう。
1-2.スレート・トタン屋根は塗装業者や板金業者
スレート・トタン屋根などは塗装業者や板金業者が対応できます。塗装業者や板金業者は屋根塗装や屋根リフォームを行う専門業者のために応急処置にも対応できます。
このようにスレート・トタン屋根の雨漏り修理は塗装業者や板金業者に依頼するようにしましょう。
2.屋根の雨漏りのブルーシートの設置業者の探し方
屋根の雨漏りで応急処置を行える業者はインターネットで比較的に簡単に見つけることができます。
台風や地震などで修理業者が見つからない場合でもこれからお伝えする方法であれば、雨漏り修理の応急処置に対応出来る業者が見つかる可能性が高いので是非、実践してみてくださいね。
2-2.インターネット検索で探す
屋根の雨漏りをブルーシートで応急処置をできる業者はインターネット検索で探すことができます。
「屋根 雨漏り修理 千葉」といった「屋根+雨漏り修理+地域名(千葉など)」といったキーワードで入力すると地域に対応できる雨漏り修理業者がヒットします。
ホームページを確認して雨漏り修理の実績や地域の施工実績などを確認してお問い合わせをしましょう。
2-1.タウンページで探す
地震や台風などの自然災害時は、屋根修理業者にお問い合わせが殺到し、応急処置であっても対応できない場合があります。このような時に有効なのがタウンページです。
タウンページは地域の屋根修理業者や塗装業者、屋根板金業者が多数掲載されており、インターネット検索では見つからない業者も多数掲載されています。
自然災害で被災した場合など「応急処置だけでも依頼したい」という状況では非常に有効です。
3.屋根の雨漏りのブルーシート設置の料金
屋根の雨漏りのブルーシートの設置料金は3万円〜5万が相場です。
目視で雨漏りの侵入口が確認できる場合は、ブルーシートをかける範囲も狭まるので1万円ほどで応急処置が完了する場合もあります。
ブルーシートの設置料金は3万円〜5万円が相場ということを覚えておきましょう。
4.ブルーシートを自分で設置する注意点
屋根のブルーシートは高所作業になり転落の危険があることから業者に依頼するのが基本です。
自分でブルーシートを設置する際は下屋根(1階部分の屋根)までにとどめておきましょう。
ここからは屋根にブルーシートを自分で設置する際に安全に作業をするために、自分でブルーシートを設置する時の注意点について解説します。
4-1.安全な服装で作業をする
屋根の上は高所作業になるために、必ずヘルメットを着用して作業するようにしましょう。
屋根は勾配がついており滑りやすいために、ゴムでグリップの効いた滑りにくい靴で作業を行いましょう。
また、作業中に怪我をしないように軍手を着用して、長袖を着用しましょう。
4-2.2人以上で作業する
ブルーシートの設置は絶対に1人で作業はせずに、2人で作業をするようにしましょう。ブルーシートが風に煽られると引っ張れて転落の危険があるので、必ず2人以上で作業をするようにしましょう。
4-3.天気の良い日に行う
雨の降った翌日で、屋根が濡れている場合は大変危険です。実際に作業をする際は必ず屋根が乾いていることを確認して作業中に雨が降らないことを確認するようにしましょう。
4-4.屋根の一番上からかける
ブルーシートを設置する際は、屋根の一番上から下に向かって設置します。雨水は上から下に向かって流れるからです。
そのため、ブルーシートを設置する際は、上から下に向かってブルーシートを設置するようにしましょう。
4-5.土のう袋をおもりとして置く
ブルーシートを設置したら土嚢(どのう)を置いて固定をしますが、どうのうには土や砂ではなく、大きな砂利を詰めるようにしましょう。土や砂を入れると雨が降った際に、泥水として流れ落ちてしまうからです。
そのため、ブルーシートを固定する土嚢(どのう)は砂利などの水で流れ落ちないものを入れるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?屋根の雨漏りでブルーシートをかける業者の選び方や探し方、応急処置の費用相場についてご理解いただけたかと思います。
雨漏りで屋根にブルーシートを設置する際は自分で行わずに、必ず瓦業者や塗装業者などの専門業者に依頼することが重要です。