ベランダの雨漏り修理の費用相場と適正価格を実現する2つのポイント

「ベランダの雨漏りの修理費用はいくらが相場なの?」「修理業者から見積もりをもらったけど高いのか安いのかわからない」そう疑問に感じて、ベランダの雨漏り修理費用について調べていませんか?

ベランダの雨漏り修理の費用は雨漏りが発生した原因や被害状況によって費用が異なります。また、同じ修理内容であっても修理を依頼する業者の種類によって費用が変動するので適正価格をしっかりと見極めることが重要です。

そこで、この記事ではベランダの雨漏り修理の費用相場について具体的に解説します。

この記事を読むだけでベランダ防水工事の適正価格を理解できるようになるので最後までお読みいただき見積もりの妥当性を確認する基準にして頂ければと思います。

1.ベランダ雨漏りの修理費用

修理内容 費用相場
ベランダ防水工事 ¥100,000〜¥150,000
ベランダ改修工事 ¥300,000〜¥500,000
ベランダ改修工事+外壁躯体工事 ¥500,000〜¥800,000
ベランダ排水溝の交換工事 ¥100,000〜¥150,000

ベランダの雨漏り修理の費用は雨漏りの状況や修理方法によって費用が変動します。雨漏り修理で損をしないために修理方法に応じた費用相場を理解することが重要です。

ベランダ雨漏り修理は簡単な部分補修で修理できる内容であっても業者によっては高額な修理方法を提案される可能性あります。

このようにベランダの雨漏り修理で損をしないために、修理方法に応じた相場を理解してしっかりと適正価格を理解して雨漏り修理に臨むことが大切です。

それでは、具体的にベランダの雨漏り修理の修理方法と費用相場について見ていきましょう。

1-1.ベランダ防水工事

出典:トップテック

ベランダの防水工事は既存の防水層の上に新しい防水層を形成する工事です。ベランダ防水工事は10万円〜15万円が相場です。

ベランダ防水工事は防水層の「ひび割れ」や「剥がれ」が雨漏りの原因になる場合に施工されることが多い工法です。ベランダの雨漏り修理の大半がベランダの防水工事で解決できます。

1-2.ベランダ改修工事

出典:オリエンタルホームサービス

ベランダの改修工事は既存の防水層を完全に撤去してベランダの躯体(骨組み)を補修して新しい防水層を施工する防水工法です。ベランダ改修工事は30万円〜50万円が相場です。

ベランダのひび割れ箇所から雨水が侵入してベランダの躯体(骨組み)を腐食させてしまった場合に施工されるベランダの雨漏りの修理方法です。

1-3.ベランダ改修工事+外壁躯体補修工事

出典:スタジオ滝の神

ベランダの防水層のひび割れから雨水が内部に侵入してベランダの躯体(骨組み)が腐食してしまった際に施工される雨漏り修理方法です。

状況にもよりますが、50万円〜80万円が相場です。

ベランダの雨漏りを長年放置し、外壁内部の躯体が腐食してしまった場合に、ベランダの改修工事の他に、外壁内部の躯体補修工事が必要になります。

1階の室内に雨染みとして広がるために、クロスの張り替えも必要になる場合があります。

ベランダの雨漏り修理でもっとも高額な修理になるので修理業者から提案された場合は、しっかりと妥当性を確認することが重要です。

1-4.ベランダ排水溝の交換工事


出典:MIMA

ベランダの排水溝を新しく交換する雨漏りの修理方法です。ベランダの排水溝の交換は10万円〜15万円が相場です。

ベランダの軒天(裏側)に雨染みが広がった場合は、排水溝が排水不良を起こしているために、排水溝の交換をする必要があります。また、漏水により排水溝の土台が腐食して排水溝が抜け落ちてしまった場合も交換工事が必要になります。

2.ベランダ雨漏り修理を適正価格で行う方法

ベランダの雨漏り修理費用が高額になる要因は下記の2点です。

  • 下請けの中間マージンが見積もり価格に上乗せされている
  • 業者にとって利益率の高い高額な工事を提案されている

ベランダの雨漏り修理は適正価格で行うためには、中間マージンが発生せずに、適切な修理方法を提案してくれる業者を選ぶことが重要です。

それでは、ベランダの雨漏り修理を適正価格で行う業者の選び方について具体的に解説します。

2-1.自社直接施工の業者に修理を依頼する

自社で直接施工ができる業者に修理を依頼することで適正価格で修理を実現できるようになります。なぜなら、下請けに修理を委託する際の中間マージンが発生しないからです。

例えば、大手リフォーム会社やハウスメーカーの雨漏り修理は相場よりも高くなる傾向にありますが、これは下請け会社を使用することによる中間マージンがは発生するからです。

一方で、自社で直接施工ができる業者は中間マージンが発生しないために、中間マージンが発生するハウスメーカーや大手リフォーム会社と比べて費用が安くなります。

このようにベランダの防水工事は自社で直接施工ができる業者に修理を依頼することで適正価格でベランダの雨漏り修理を実現できます。

2-2.技術力の高い業者に修理を依頼する

ベランダの雨漏り修理は様々な工法に対応できる技術力の高い業者に修理を依頼することが重要です。なぜなら、最適な修理方法を選択できずに、雨漏りが再発する可能性があるからです。

例えば、ベランダの雨漏り修理は防水工事が一般的にですが、状況によっては外壁内部の躯体の修理など大工工事も必要です。

しかし、修理業者の技術レベルによっては大工工事を行わずに外壁内部の腐食箇所はそのまま放置されるこことになります。

防水工事によって雨漏り自体は止まりますが、腐食箇所がそのまま放置されることによってシロアリやカビの大量発生などの二次被害の原因になります。

このようにベランダの雨漏り修理は様々な修理方法に対応できる技術力の高い業者に修理を依頼することが重要です。

まとめ

いかがでした?ベランダの雨漏り修理の費用についてご理解いただけたかと思います。

ベランダの雨漏りは修理方法や施工業者によって修理費用が大きく異なります。ベランダの雨漏り修理を検討する際は、しっかりと修理費用の相場理解して臨むことが大切です。